· 

ロケの後は、センサークリーニング

上越新幹線から長岡付近
上越新幹線からスマホで撮影 長岡付近

ここのところロケが続いた。


機材を持っての移動は、ちょっとだけ筋肉痛を残すのだが、それは1〜2日過ぎれば治る。
筋トレしたと思えばいい。

機材の方は、そうはいかない。

風がある野外だったり、埃っぽい場所でのレンズ交換を何回も繰り返すのだから、当然カメラのセンサーにゴミがついてしまう。

一眼レフやミラーレスを使っている全ての人に共通する悩みだと思う。


ロケの後は、センサーのチェックが欠かせない。


埃を発見したら、掃除しなければいけないが、
センサーに傷をつけたら、そのカメラは終わるのでちょっと怖い。

というわけで、以前は、汚れたらサービスセンターに持ち込んでいた。


以前に一度、そのサービスセンターから電話があり、
「すみません、掃除の際、失敗してしまして傷をつけてしまいました、センサーを交換させてください」と。

カメラが戻ってテストしてみると、フォーカス位置がずれている。


故障というわけではなく、2mm/1mとか微妙に。


考えてみれば、センサーの取り付け位置がミクロ単位でいえば変わるのだから、当然とも言える。

オートフォーカスのマイクロアジャストをやりなおし。
これが、持っているレンズ全部をやるので、結構大変。
(時々レンタルしている500mmとか600mmも)

ということがあり、最近はサービスセンターの待ち時間も長いし、自分でやったほうが良いというのが僕の結論。

おすすめのセンサークリーニングキット

数年前まで、N 社 のクリーニングキットを使っていた。
https://www.yodobashi.com/product/100000001002624390/

 

割り箸みたいな木の棒にシルボン紙を巻きつけ、無水アルコールをつけて拭き取るというもの。
APS-Cの安いカメラで練習するが、なかなかうまくいかない。

無水アルコールでは、拭きムラができやすい。
棒とシルボン紙では、形が整った面を作りにくく、接触面の面圧分布が悪いから、これもムラの原因。

なかなかうまくいかないというのは、何回もやるということ。
センサーをダメにするリスクが高まるということだ。


何も調べず考えず、N という名前だけでポチってしまったのだけれど、これは失敗。

しかも高い。(無水アルコール込みで¥10,000くらい)
上手い人がやれば、うまくいくかもしれないけれど。

ついでに、買わないほうがいいとな。

と思うものを、もう二つ。

1)粘着性のウレタンゴムでペタペタしてゴミをくっつけて、そのゴミを粘着シートにペタペタして移すと言うやつ。


多少ホコリが取れることもあるけど、大抵残る。


ウレタンゴムに粘着ノリは含まれていないとしても、粘着シートに触れるのだから、
気をつけていてもノリをセンサーに移してしまうこともあると思う。
これも P の名前で買ってしまった。
別名ペンタ棒。


そこそこ便利そうに見えるだけで、実用性は、ほぼ、ない。
こう言うものをカメラメーカーの名前で売るのは、やめてほしい。
たぶんゴミ箱行き、¥3,000くらい。

 

2)どこのメーカーのものかは忘れたけど、センサー掃除用LEDライト付きルーペ。
マウントに載せて覗くやつ。

 

これがあればと思ってポチったけれど、倍率が低すぎて埃なんか何にも見えない。
¥10,000 以上したような気がするこれど、これもゴミ箱行きだったような。

 VSGO センサースワブ・クリーナーキット
VSGO センサースワブ・クリーナーキット

今のお気に入りは、これ。


VSGO センサークリーニングスワブとクリーナーのキット

フルサイズセンサー用もあるけれど、サイズが違うだけみたいなので、APS-C 用のこちらでも良いと思う。


Amazon で ¥1,800くらいでスワブ12本入り。
ブロワーで軽く埃を払い、
スワブに1〜2滴クリーナーをつけて軽く拭いて、別の乾いたスワブで拭き取るだけ。
拭きムラも残らず、だいたい一発でうまくいく。
スワブのしなる具合が良く、センサーに触れる感触がいい。
吸水性などもよく考えられている。
効率よく作業できる。

これに限らず、最近の made in CHINA は、侮れない。

カメラに限って言えば、今のところ日本メーカーの独壇場(生産国はタイだったりする)だけれど、その周辺のもの、例えばストロボや三脚などは、made in CHINA の方がアイデア豊富で、性能も優れているものが多くなってきた。


少なくても、そこにある問題を本気で解決しようとしているのは、made in CHINA の方かもしれない。


きっちり、使える製品を作るようになってきた。


ストロボの GODOX、三脚の SIRUI あたりは、国産のストロボや GITZO や HASKY の三脚と比べても劣らないとも思える。


パクリ粗悪品が未だに多いのは確かだけれど、パクリは、日本の方が先輩(パクっただけでは終わらないのが日本の得意技)かもしれない。


(*注)中国製品が良くなってきたと言っているが、中国が好きだと言っているのでは、ない。

気をつけていること

知っている人には、当たり前なことだけれど、僕なりに、撮影やセンサー掃除の時気をつけていることを。


1)できるだけレンズ交換しない。ボケ味など単焦点レンズを使う明確なメリットがなければ、ズームレンズを使う。

2)レンズ交換するときは、カメラマウントを下向きにする。(埃が入りにくい)レンズを外す前に交換するレンズを準備し、素早く交換する。

3)センサー掃除の前に作業台の掃除をする。

4)センサー掃除は、できるだけ手数を少なくする。そのために軽くシュミレーションする。

5)掃除後にブロワーでシュッシュしない。(高い確率でかえって汚れる)

6)貸しスタジオで撮影する時、スタジオマンが勝手にセンサーシュッシュしたがるので(笑)、最初にそれをしないように言う。

最後に、クリーニング前後の写真を。
わかりにくいので赤丸を追加。


クリックで拡大