2枚の写真を見てください。
もちろん両方とも同じ方、お客様として来てくれた、司法書士の原三由紀さんです。
上の頰に2本指をあてた写真は、今年5月に撮らせてもらったもの。
下の写真は、去年1月のもの。
ちょっと違う雰囲気です。

撮る人と撮られる人
ちょっと違う印象に見えるのは、写真の狙いと目的が違うというのが大きいかもしれません。
上の写真は、スターブランド社が発行するスタブラタイムズの表紙用写真、下の写真はご自分のブログなどに使うプロフィール写真ですから。
撮らせてもらう立場から思うのは、人は一年経つと変わるということ。
原さんの場合、痩せて綺麗になったと最初に気がつきます。
そして、何より自信みたいなものを感じ、洗練されて来たなあと思います。
それは、自然に写真に出て来ます。
一年とちょっと前、2017年に撮影した時は、女性らしい柔らかな写真にしたいと思いました。
今年5月の撮影では、2本の指を入れるのが必須のテーマ。
だけれど、とうぜんピースにはしたくない。
ショーンコネリーが頰に指を当てている絵がふと浮かんできて、ファッション誌テイストにアレンジ。
そう撮ろうと連想させるのは、被写体原さんの力です。
仕事でもどんどん成長している方を撮る時、去年と同じには、撮れません。
成長を受け止めるには、撮るこちら側も、去年より一歩進んでいなければ多分置いて行かれます。
と言うか、次はもう来てくれないでしょう。
何度も来てくださるお客様を撮らせていただく時、内心、挑戦状をもらった気分になります。
「今年は、どう撮ってくれるの?」と。
あなたが、撮ってもらう側だとしたら、写真の効用は、
「どう見られているかが意識できること」
「魅せ方が意識できること」
「いい写真は、成功体験。いい自分をイメージしやすくなる」
そして、よく聞くお客様の言葉は、
「去年と違う新しい自分を知ることができた」
写真は、自分を外に発信するツールですが、実は、自分を知ることで、成長の元になるツールでもあります。
撮影から2週間後、スタブラタイムズ誌が届きました。
この2本の指には、まだ言えない意味があるみたいですよ。
そして、見出しの言葉が素敵。
『個人ブランディングのために「毎年、宣材写真を撮る」を!
魅せ方、見られ方を意識していく、「最高の自己投資」を』

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