季節の写真 · 2019/11/30
今週金曜日、やっと晴れた。 じつに、8日ぶりの太陽だったらしい。 仕事前に、生田緑地を歩いた。
SONY から α7RⅣ が発売されたときに悩んだ。 6000万画素超の解像度とAFの凄さは、他のカメラの一歩先を行く。 発売前にSONYストアでさわってみて、α7RⅢ で不満だったこともだいぶ解消されていた。 でも、ひとつだけ、「ちょっと待とう」と思った理由がある。 スペックでは、圧勝のSONYだけれど、NIKONにはあって、SONYには無いものがある。

今回は、光源そのものについて書きたいと思います。 太陽光、白熱灯、LED、蛍光灯などのことです。 写真を撮っていて、「いつもはきれいに撮れるのに今日は上手く写らない」と言うようなことはありませんか。 それ、光源のが原因かもしれません。 普段の生活で意識することはあまりないかもしれませんが、ある特定の光源の下では色が見えにくくなります。 特に料理の写真は、色が汚いと美味しそうには見えませんから、大事なポイントだと思います。
写真を撮ろうと思ったら、やはり最初に意識したいのは光です。 プロカメラマンとアマチュアカメラマンの違いは、光をコントロールできるかどうかと言っても良いほどです。 面と点って何?と思うかもしれませんが光の質のことです。 食べ物でも、人物の撮影でも、プロマメラマンは、例外はありますが、ほとんどの場合、面光源を使います。 アンブレラやソフトボックスというテントのようなものを見たことがあるかもしれませんが、それは面光源を作る道具です。 反射させたり透過させたりして光を柔らかくし、肌や物の表面を滑らかに表現することができます。 表面の光の写り込みを連続した滑らかな面や線にすることができます。

「どうやったら上手く撮れるんですか?」とよく聞かれます。 人物だったり、その人の仕事に関する専門的なものだったりしますが、一番多いのは食べ物です。 僕は、専門ではありませんが、自動車誌や女性誌の旅企画などで、食べものを撮影することもたくさんありました。 料理がメインの撮影の場合は、しっかり機材を用意しますが、取材の途中に出会った料理を撮ることもあります。 そんな時は、カメラだけ、つまりライティングなしで撮ることもよくありました。 教えて欲しいとは言っても、しっかりライティング機材まで用意しようと思う方は、あまりいないと思います。 機材を用意したとしても、使いこなすためには結構練習が必要というか、本気で勉強しないと無理です。 というわけで、僕がよくやる、料理の撮影のはずじゃなかったのに料理撮るときによくやる方法を書いてみたいと思いました。 ストロボなしですから、基本的に、お店の光を含めた自然光で撮影した写真を集めてみました。
個人的に思っていることなのだけれど、人物を撮るとき、被写体一人に対して大人数で取り囲むようなスタイルは良くないと思っている。 被写体が、俳優のような撮られるプロなら話は別だけれど。 軽量なリチウム電池とデジカメのおかげで、たいていのロケは、アシスタントなしで、一人でこなせるようになった。

今週初め、北海道留萌での撮影があった。 僕は、北海道の酪農学園大学出身で卒業後一年札幌のスタジオで写真修行 していたから、留萌には何度か行ったことがある。 それ以来初めて、つまり38年ぶりの再訪。 車で移動していた記憶しか残っていないけれど、留萌から厚田にかけての 海岸線は、夕日が美しい。 撮影が終わったのが午後4時で、海岸沿いの道を通って石狩経由で千歳に 向かってももぎりぎり間に合いそうだった。せっかくの北海道で、しかも、ばふんうにのシーズンだからかなり迷ったけれど、今回は、食事よりも、あの風景に会いたいと思った。
季節の写真 · 2019/06/17
紫陽花と雨とタイトルをつけて、ここ川崎市多摩区の妙楽寺は、地元では知られているけれど観光地というわけでもないから、それほど混まないのが良い。雨が降っていたらなおさら人はまばらで、静かな雰囲気の中で楽しむことが出来る。 と書き始めながら、結局ロケの機材のことを書いてしまいました。

季節の写真 · 2019/05/21
雨が降っているのをみて、行ってみようと思った。 家から歩いて15分くらいのところに生田緑地ばら苑がある。 薔薇は、雨の日が美しいと思う。 空いているのも嬉しい。 水を弾く花びらの質感を、厚い雲と雨によってディフィューズされた光が引き立ててくれる。 横道にそれるけれど、女性を柔らかに撮りたい時は、こんな光が、スタジオライティングの手本になる。
見て思い出した。このレンズ、三十数年も昔の話だけれど、1年ほど使っていたことがある。 カメラマンとして独立する少し前、下手くそなのに自信満々だった頃。 恥ずかしい話だけれど、このレンズ、じつは、うまく使えなかった。 ピントを合わせるのが難しいし、ブレる。 横道にそれるけど、あの時代、ほとんどのプロカメラマンが、300mm f2.8を使っていた。 電柱だらけで、整理されていない背景に悩まされた、日本のカメラマンの一つの解決方法が、 サンニッパの浅い被写界深度によるボケだった。 長玉だと、選ぶ背景の範囲も狭くて大丈夫。

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