桜が咲くと、なぜか中学の時のテニスコート横の桜を思い出す。 甦るのは、中学の時のテニスコート横の桜。 テニス部員だった僕は、けっこう一生懸命だったから、毎日そこで練習していたのだけれど、テニスと桜は、記憶の中で結びつかない。 でも、その満開の桜は、鮮明に覚えている。 通っていた中学校は、小高い丘の上にあったので、桜の木の背景は、下にある街と遠くに抜けた田んぼの景色だった。 あの頃の空は、今よりもっと青が濃かったように思うし、桜の花とのコントラストも鮮明だった。
「こんなに綺麗なのに、写真撮るとぜんぜんだめなのよ」と女性の声が聞こえた。 スマホを見て「ほらね」と確認。 気持ちは、よくわかる。 カメラマンの僕だって難しい。 桜の美しさは、圧倒的だ。 見て感じたものを、全て伝えようと思っても無理だと思ったほうが良い。 撮りに行く前に、ちょっと諦めて見るのが僕のコツかもしれない。 風景写真家には、叱られてしまいそうだけれど。

SONY α7RⅢを買ってから、カメラを持ち歩くようになった。 この日は、午前中に走っていて、ちょっといいいなと思っていた場所に、夕方もう一度戻った。 α7RⅢ1台、レンズ3本とカーボンのトラベラー三脚1本。 走れるほどじゃないけれど、軽い。 軽いというのは、すごい性能だなと思う。 仕事以外ではあまり写真を撮らない僕に、ちょっと写真を撮りに行ってみようと思わせてくれる。
実は、以前 α7の初代が出た時、「これは」と思いすぐ購入した。 画質は素晴らしかったし、ZEISS レンズも、あらためていいなと感じた。 結局、僕の手元にあったのは、二ヶ月ほどだった。 フォーカススピードが遅かったのと、シャッタータイムラグが大きいことに我慢が出来なかった。 ミラーレスに、可能性は感じたものの、まだ、仕事では使えないというのが結論だった。

日々のこと · 2019/01/02
あけましておめでとうございます。 元旦の朝、初詣のおみくじで大吉を引いて「今年もツイてる」と調子に乗っていたら、夕方のランでスマホをなくし、2日の朝、月と金星を撮ろうとしたらカメラを落とした。 長いことカメラマンをやっているけれど、カメラを落としたのは二十数年ぶりくらい2度目。 滅多にやらないので、結構ショック。
カメラマンになってから今まで、僕の仕事のメインは、人物のポートレイトと言って良いと思う。 2010年ころまで、雑誌の仕事が多かった時は、コラムニストやジャーナリストの方と組んで仕事をさせてもらった。 この写真は、2009年に自動車雑誌NAVIに掲載されたもの。 ジャーナリスト矢貫隆さんとの「どうしても言いたい」という連載だった。 普通、雑誌の仕事では、編集者が「次号でこんな特集をやるのでこういう写真を撮って欲しい」というところから進むのが一般的だ。 この連載では、違った。著者矢貫さんから直接電話があり、「次は、⃝⃝の話を書くのでよろしく。」という感じで依頼される。

N社から新しいカメラが発表された。 新マウントに将来の可能性を感じたが、最新のカメラとして、僕にとって必要な機能は、搭載されていなかった。 だから、今買う必要は、ないと感じた。 新型カメラに何を刺激されたのかは、わからないのだけれど、今は使っていないカメラを引っ張り出して見たくなった。 すごく、昔のカメラに見えるかもしれない。 でもこいつは、つい最近、2007年頃まで仕事で使っていたカメラだ。 2005年から、デジタルカメラで仕事をするようになってからも、アナログで撮りたい仕事は、ほぼ、これで撮っていた。 WISTA FIELD 45SPというカメラで、シャッターもバネ駆動の完全アナログカメラ。
ランニング · 2018/08/18
ちょっと暑すぎるというのを言い訳にして、走るのをサボっていた。 恐る恐る体重計に乗ってみたら、3kg もふえている。 体は、正直すぎる。 これ以上サボったら、復活できなくなりそうな気がして、なまった体に鞭打って走ってみた。

悩ましいカメラ選びと書いたけれど、じつは、仕事で使うカメラ選びで悩んだことは、ほぼ、ない。 プロカメラマンの僕の場合、カメラは欲しいからというより、必要だから買う。 年に数回以内の使用頻度のものは、買うのではなく、優美レンタルなどのプロ機材レンタルで借りる。 レンタルショップには、すべてのメーカーのものがそろっているわけではなく、35mm型のカメラの場合、ほぼ、Canon または Nikon しかない。 最近では、SONY もだいぶそろってきたけれど。 というわけで、Nikon を使っている僕の場合、スピードと高感度耐性を求めるわけじゃないからD5は必要ない。 人物撮影が多く高画素も必要なので D850 一択となる。 それ以外の選択肢はない。自動的に決まってしまう。 今回、カメラ選びが、なぜ悩ましいかというと、ある人に「選んで欲しい」と頼まれたから。
ここのところロケが続いた。 機材を持っての移動は、ちょっとだけ筋肉痛を残すのだが、それは1〜2日過ぎれば治る。 筋トレだと思えばいい。 機材の方は、そうはいかない。 風がある野外だったり、埃っぽい場所でのレンズ交換を何回も繰り返すので、当然、カメラのセンサーにゴミがついてしまう。 一眼レフやミラーレスを使っている全ての人に共通する悩みだと思う。 センサーに傷をつけたら、そのカメラは終わるのでちょっと怖い。

さらに表示する